新入社員研修「絶対!忘れてはいけない10のポイント」(3)
2009年9月16日

良い講師の選び方、研修で話してもらうべきこと

執筆者: WEBインソース編集部

 管理職経験のある30代半ばから40代半ばの方がベスト

 講師は良い人から順に仕事が決まります。

ですから、良い講師を選びたければ、早く“いい人”を押さえましょう。

新入社員研修の“良い講師”とは、(新入社員研修に限ったことではないですが)新人の気持ちも少し分かり、なおかつ経験も実力もある人。

年齢でいうと、新入社員+20歳以内ぐらいになると思います。

また、講師は部長や課長など管理職を務めた人が良いと思います。

それは、「会社」や「仕事」が“どういうことなのか”をよく分かっているからです。

例えば、あまりビジネス経験の無い講師だと、「名刺交換は、ゆっくりと落ち着いて、美しく渡しなさい」と教えますが、現場で求められる「名刺の渡し方」はそれとは全く逆です。

名刺交換の場では、たとえ新人でも、カタチや表面の丁寧さではなく、「スピード」が要求されます。

(客先では、「相手に早く名刺を渡すこと」がまず両者の“緒戦”となります)

また、「スピード」と合わせて、ビジネスの場では、「仕事の堅実さ」が求められますが(一発屋ではなく)、これも、現場で培い、かつ成功した管理職の方が教えるのが一番説得的です。

新入社員研修でインパクトがあるのは、ビジネスの現場を良く知っており、仕事の勝ち負けを知っている人。

一番良いのは、自社の出来る人が新入社員研修をすることですが、現場の“一線級”の人をなかなか休ませるのは無理な話ですし、少しではありますが、「教えるスキル」という問題もあります。

(できるビジネスパーソンであれば、それだけですぐに先生ができますが・・・)

そのため、講師は外部に求める企業がほとんどだと思いますが、良い講師の選び方は、

・現場でセールス・業務などに実績のある、現役の「できるビジネスパーソン」

・接客の現場で苦労を経験し、ある程度成功した人

・企画を構想段階だけでなく、実際に実現させた人

 (企画は「アイディア1%・つくる9%・売る90%」)

これらのことをくぐりぬけて、管理職になった方に研修をやって頂くとほぼまちがいありません!

額に汗して、苦労し、かつ成功した人(=管理職)を講師にすると、新入社員研修の際に良い成果がでる可能性が高いでしょう。

新入社員研修は“しつけ”?研修で講師に話してもらうこと

 ほかの研修もそうですが、特に、新入社員研修には研修の“型”があります。

「報・連・相」をして、「名刺のもらい方」をやって、それから、「宛名の書き方」「ビジネス文書」をして、「電話応対の基礎」をするなど・・・

ひと通り、“定番”のことを学ぶ必要があります。

新入社員研修においては(他の研修もそうですが)。

なるべく定番のメニューは、ひと通り、“型”通りにやって頂きたいと思っております。

(研修会社の切なる願いです)

というのは、極論すれば、新入社員研修は、“スキルをアップさせる”というよりは「しつけ」です。

このことを意識しているかが重要だと思います。

仕事に対する姿勢・意識の問題や、ビジネスで当たり前に要求されること、これらは“新人”のうちに必ず学ばなければいけないことです。

そして、それは若い間にしかできません。

また、極端な例かもしれませんが、新人の中には、「成功を上げれば、8割ぐらい、会社に来ればいいと思ってました」(大学の単位と同じか!)

「実績をあげれば、毎日、9時に来なくてもいいと思っていた」

「仕事中、関係ないおしゃべりをすることが上司・先輩とコミュニケーションとることだと思っていた」

など、信じられない話もぱらぱら聞いております。

ただ、少ないながらも「ウチの会社だけは」とは思わない方がいいと思います。

さて昨今、“個性”を伸ばす教育が小学校(幼稚園?)から叫ばれる時代ですが、それはそれとして、社会人、ビジネスパーソンには、最低限守らないといけない“ルール”があります。

繰り返しになりますが、新入社員研修では、「働く上で必要な意識は、新入社員研修で徹底的に躾ける」という意識が重要です。

(また、新入社員研修で学ぶことは、個々の能力に関係なく、誰でも“必ず”身につけることができます)

その“働く意識”の土台の上に、その人特有の、「個性」なり、「スキル」が架上されていくのです。
 

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