カルチャーの統一
あまり業績がふるわない企業は、企業カルチャーの統一ができていない気がします。
会社として、社風やビジョンなどで、一本筋が通っていない会社は安定した成長が見込めません。
カルチャーは、社長や経営者が作り出すものですが、それをきっちりと社員に伝え、浸透させる必要があります。
特に、4月は、フレッシュな新入社員にカルチャーを注入する重要な時期です。
会社の逸話を入れて、効果的にカルチャーを伝える
新入社員には、会社の歴史や社訓などが書かれた冊子が配られますが、あまり、マニュアルっぽくつくってしまうと他の会社と変わらないものになり、個性がありません。
会社の個性を出すためには、「プロジェクトX」みたいな会社創設のいきさつや、会社の中の“伝説”の営業マンや技術者の逸話を挟んだり、先輩から新入社員に、現場の雰囲気や仕事の深さなどを伝える内容があれば、会社のカルチャーが伝わりやすいのではないかと思います。
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カルチャーをたたきこむことは、社員に、「どう動いて欲しいか」、「どう考えてほしいか」基準を示すことです。
これは、社長のあいさつで話してもらうとともに、文章にして配布すると、新人に伝わりやすいのではないでしょうか。
是非読んでおいた方が良い本も教える
また、新入社員が是非読んでおいた方が良い本なども教えてあげると喜ばれるかもしれません。
最近の若い人は本をさがせないし、読めないという話をよく聞きます。
業界の常識や仕事の基本知識など、会社側が新人にしっかり学んでおいてほしいことについては、入社する前に、内定者研修などで教育をするとともに(時間がかかるので、新入社員研修より内定者研修の方が良いでしょう)読む必要のある本を紹介してあげましょう。