2009年10月 8日

イカすプロジェクトマネージャーになるための極意 (後編)

執筆者: WEBインソース編集部

自分の経験だけではなく会社の経験を自分の引き出しにできている人

例えば、プロジェクトの立ち上げ時期に優秀な人を連れて来られない。まぁ優秀な人ってのは忙しいものですからね、それはしょうがないんですが(優秀な人を識別できる能力がまず必要ですしね)、優秀な人を連れて来られないでもその人の資産はフル活用できる人は、やっぱり優秀です。

他のMGRが他の成功プロジェクトで使ったアセット(方法論や管理ツール、成果物のテンプレートなど)をちゃんと持ってくる。だからプロジェクトの立ち上げがすんなりいく。

自分一人で経験するプロジェクトの数・種類には限界がありますが、社内の人脈や、場合によっては社外の人脈まで駆使して「疑似体験」できちゃえば、無敵に近い。そのためには自分も相手にgiveできるというのも大切ですが、一番大切なのは「ベストプラクティス」を嗅ぎ分ける嗅覚だと思います。

折角、他人の方法論をもらってきても「ダメプラクティス」だとプロジェクトにとってはマイナス以外の何物でもないので。まだゼロから立ち上げた方がまし、みたいな。(なんか初期のERPパッケージ対フルカスタムみたいな構図ですね)

あともう一つ、横のつながりよりも、これは縦のつながりですが、ちゃんと「虎の威」を借りられる人ですかね。「ここは」というポイントで社内のお偉いさんにちゃんと会議とかに来てもらう段取りをする人と、自分で全部頑張ろうとしちゃう人。下のスタッフに対してもそうですが、上だって使えるものはどんどん使った方がいいんです。

上手くお膳立てすると上からも「おいしいとこ取りさせてもらった」となるから結局上からも好かれる。で、次に苦しい場面に遭っても、上に助けてもらえる。

極論すると自分は何にもできませ?ん、くらいのスタンスで。「でもプロジェクトのために最高のスタッフ、最高のアセットを用意しました」って……。そこまでできたら実はプロジェクトの成功はみえたようなもんですよね。

■早く帰る人

はい、絶対徹夜とかしちゃだめです。まずプログラマーだってSEだってコンサルタントだって「人間」ですから。そして「人間」は生物ですから。そんな小学生でも分かる事を忘れる人が優秀なわけはありません。早く帰るってことは、まずプロジェクトが困難な状況にない、つまりいつも先手を打てている結果、というのもあります。あと、ちょっと大変な状況になっても任せられる人がいるから自分は帰る、しかも「君ならできる、任せるよ!」なんて言って帰る。「めんどいから今週中にどうにかしといてね」とは決して言わない。ズルい(笑)。

人に任せるというのもそうですし、言葉だけでいうと、「やるべきことしからやらない」「明日でいい事は明日やる」「やらなくていいことをやってる人を怒る」「やらなくていいことを増やそうとする人をもっと怒る」このへんがポイントなんだろうなぁと感じています。これは上にも下にもお客さんに対してもこのスタンスを取れる人は最高ですよね。

あと純粋に寝ないで仕事すると効率が悪いってことを知ってるんですよね。大抵の場合は自分で経験してるんですけどね(笑)。3日徹夜とか(笑)。寝ないで仕事して品質が高いわけないですよね。まず誤字脱字だらけになる。徹夜して仕事してる時は、10年選手より、新入社員のほうが賢かったりしますからね。

あと突っ込んで言うと、早く帰る人はプライベートが上手くいっている。ちょっとセンシティブな話ですが早く帰って家庭も上手くやってる人は精神的にも安定感がありますしね。部下に八つ当たりとかしないですよね。で、仕事以外の時間がちゃんとあるからリフレッシュして次の日に出社してきますよね。どんだけ仕事好きだって言っても無趣味の人なってまずいないですから、ちゃんと趣味の時間とかあった方がいいんですよね。

■公開講座?多彩なラインナップ、実践的なスキル・ノウハウを習得!

■研修・コンサルティングのお問い合わせはこちら