2009年10月 8日

3時間で格段に向上するプレゼンテーション研修の実践

執筆者: WEBインソース編集部

「プレゼンテーション研修」の実践

伝えたいことをいかに短く伝えるか、カギは練習量が握っています。プレゼンテーションは練習すればするだけ上達いたします。
以下にご紹介するカリキュラムには、ビデオ撮影と反復練習が盛り込まれています。特に反復練習では、5回?10回も同じことを話すことで上達し、約3?3.5時間という短期間に劇的な効果を実感することができます。

プレゼンテーション研修?短時間で習得編(半日間)

<プレゼンテーション研修の目的>
短時間で自分の伝えたいことを相手に伝えることができるようになる
<研修方法>
1:伝えたい内容を厳選する
2:時間・文字量を意識して、「ひとこと」で、かつ短く表現する
3:何度も反復練習をする
<人数>
1クラス20名程度
<準備物>
ホワイトボード ビデオカメラ 三脚、録画確認用モニター(プロジェクター、テレビ、ノートPCなど)※映像だけではなく音声も再生できる機器を準備する
<所要時間>
3時間?3.5時間
<資料>
自社の会社概要(プレゼンの材料)
「プレゼンチェックシート」

 ・プレゼンチェックシート 白地(ダウンロード可能!)
http://www.webinsource.com/news/pdf/0910/10-1.pdf

・プレゼンチェックシート 記入例(ダウンロード可能!)
http://www.webinsource.com/news/pdf/0910/10-2.pdf

研修の具体的な進め方

【ステップ1】講義(30分)
短く話すためのポイントと練習方法について、解説をします。まずひとことで言いたいことを表現すること、話す分量や話すスピードを意識すること、声の出し方など具体的なポイントについて説明したのち、プレゼン上達には練習が重要であることを、受講者に落とし込みます。

【ステップ2】ビデオ撮影(30分)
ビデオで自分の話している姿を撮影します。4名1組くらいのチームに分け、チーム単位でプレゼンと撮影を交互に行います。プレゼンのテーマは自己紹介や担 当職務の説明などで、身近なことを1分間で説明してもらいます。時計係を決め、時間は正確に計っていただきます。また撮影のタイミングは予告なく行う方が 効果的です。誰しも、自分が話している姿を実際に見ることは稀です。撮影は、突然行った方が課題点がたくさん確認でき、研修効果が高くなります。

【ステップ3】撮影したビデオを確認する(30分)
録画したビデオをチーム単位で確認します。講師はまず、受講者本人に自分の話す姿を見てどう思うか尋ねます。
ほとんどの場合、受講者は講義を踏まえて、自分の欠点を驚くほど正確にあげてくれます。問題があるのは、目線、笑顔。話すスピードなどです。また、内容もだらだらしていたり、短かすぎたりして、1分間をうまく使って話せる方は稀です。
受講者自身が、問題点を口にすることは、どんな指摘よりも、素直に自分の課題を受け入れることにつながります。よって、講師からの具体的な指摘は、セルフチェックの後にするのが効果的です。
一人ひとりセルフチェックし、その後で講師がコメントするという流れで、4人1チーム単位で進めていきます。その他のチームは、次の課題(ステップ4以降)の練習を、先にしながら待ちます。

【ステップ4】1分間の会社説明の内容を決める(15分?20分)
次に、自社の会社概要を、プレゼンテーションの材料として、1分間のプレゼン練習を行います。
会社概要は、多様な情報が載っているため、その中から、情報を選別して説明する練習を行うのに最適です。1分間という限られた時間で説明するわけですから、かなり絞り込んだ内容にする必要があります。何を話すのかを具体的に考えてもらいます。

【ステップ5】プレゼンテーションの反復練習(60分?80分)
2人1組となり、会社概要を示しながら、1回1分のプレゼンテーション練習を行います。この際に、きき手は時間を計りつつ、「プレゼンチェックシート」を活用してチェックし、終了後、シートをもとにプレゼンテーションの評価をフィードバックします。
役割を交代しながら、かつペア相手をどんどん変えながら時間の許す限り、同じ話を5回以上練習します。何度も練習をすれば、自分の話の「どこがよくないのか」「どうすれば良くなるのか」がよくわかってきます。
【ステップ6】話す内容を修正する
練習を踏まえて、話す内容をブラッシュアップします。ほとんどの場合、「文字量はたったこれだけ」というぐらい削らなければ1分間には収まりません。また 逆に1分間あれば、かなり豊富な情報を伝えられるということも練習を通じて理解できます。10分?15分ほどでプレゼンシートをブラッシュアップし、反復 練習を再開します。

【ステップ7】向上した自分を確認する
ブラッシュアップ後の発表が何回か終わった後、受講者にブラッシュアップ前と後とで自分のプレゼンテーションがどう変わったかを尋ねてみてください。ほとんどの受講者が「さっきより格段に良くなった」と答えてくれるはずです。

書くことと話すことの違いを知る

多くの受講者は、最初のプレゼンシートから内容を削除し、話す内容をスリムにしてシートをブラッシュアップします。これにより受講者は「書いて表現する内容」と「話して表現する内容」が異なることと、「削ることの重要さ」を理解することができます。

以上が研修の具体的な進め方です。
ポイントもいくつかありますが、まずは「プレゼンテーション上達のコツは短時間で話すこと」これだけを理解してもらえれば、あとは受講者が体で覚えていく 研修なので、講師の負担は少ないのに研修効果はバツグンという社内研修に最適なコンテンツです。是非、実践してみてください。

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