2009年11月26日

組織における課題・問題の解決を考える

執筆者: WEBインソース編集部

私はこの10年間、企業再生に従事していることが多かったです。ハンズオンで組織の陣頭指揮を取っていたり、経営コンサルタントとして顧客の再生を支援してきました。最近はインソースにおいて、主に、研修・コンサルティング営業や研修講師などに携わっています。

課題解決・問題解決できない組織は非常に多い

企業再生や研修・コンサルティング営業、研修講師を通じて、中小企業から大企業の経営者、経営陣、管理職、一般社員など多くの人と接してきましたが、課題・問題を整理・解決できない会社、組織が非常に多いことを肌で感じてきました。その中で最近の一例から、組織における課題の整理と解決について考えてみたいと思います。

先日、ある会社のマネジャー向けに、マネジメント研修の講師をした時のことでした。マネジャーが統括している支店の課題とその解決策を話し合っていると、マネジャーの方々から課題の解決策について、会社の批判めいた発言が出てきました。その時に私が、マネジャーに言ったことは、以下の通りです。

組織の課題解決は3つの視点で

・組織における問題解決の「視点」を持って欲しい
・組織における課題解決方法については、3つの視点で整理して欲しい
 1.会社全体で解決する課題とその解決方法
 2.マネジャー以下で解決する課題とその解決方法
 3.支店長以下で解決する課題とその解決方法
・マネジャー以下で解決できないことは、会社に「提案」して欲しい
・マネジャーは一人で課題を抱えないで、 「組織」全体で解決することを考えて欲しい
組織における課題解決は、以上の基本的な考え方に基づいて組織全体で取り組めば、大概の課題は解決できます。ちなみに、この会社の課題解決を垣間見るだけで、組織上の問題点が浮き彫りになってきます。

組織の問題の大半は、組織の長の能力、リーダーシップに起因

組織の問題は、組織の長の能力、リーダーシップに起因することが大半です。
・会社全体、部門全体で、課題の「共有」がなされていない。
そのような状況下で、会社、組織のトップがマネジャーに課題解決を委ねすぎているのではないか
・マネジャーの上司である本部長、部長クラスが、組織における課題解決方法を知らないのではないか。 組織の成否は、組織のトップの力量で決まるものである
・マネジャーは自分たちだけで解決できない課題を抱え込んで、会社に提案もしていない。組織の風通しが良くなく、情報交換、 情報共有が不十分となっているのではないか
わずか1日の研修を通して、会社、組織全体の課題・問題点が見えてくるのですから面白いものです。

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