2009年11月26日

客観的評価の難しさ「半分しか、半分も」

執筆者: インソース取締役:大島浩之

「半分しか、半分も」

「半分くらい水が入ったコップ」の話を聞いたことはありませんか?

「水が半分しか入っていないコップ」とみるか「水が半分も入っているコップ」と見るかという話です。私が研修を行う際に、この話を受講者の方に聞きますと、意見は合い半ばします。

人材評価とか顧客満足度調査などの話のきっかけとして、この話をしますが、同じ現象を見ても、評価というものは人間の心理によるところが大きいです。

客観的評価の難しさ

ここまでは、どこかで聞いたことがあると思いますが、ここからは私のオリジナルです。

「半分」入っているのが、水のかわりにビールだったらどうでしょうか?

お酒が好きな方ですと、間違いなく、「ビールが半分しか入っていないコップ」です。並々そそがれたビールでないと、気分がでないとか、美味しさ半分というところでしょう。

評価は客観的に行うのが難しく、人の好き嫌いなどが、大きく影響しているということがここからもわかります。

多少、客観的に見せる技術として、同業他社や時系列などの「比較」がありますが、例えば、クライアントに対して、「同業他社と比べて、ことごとく劣っている」という評価をするのは躊躇してしまうと思います。

もっとも、社員全体に猛反省を促したい、起爆剤としたいということで、悪く指摘してくれと会社の依頼があれば別ですが・・・

というように、比較を用いて、客観的に評価することはできますが、説明する段になると、クライアントの顔をうかがって、どのように説明したらご納得されるかに神経を使ってしまいます。

考えてみれば、若い頃は、白黒がはっきりした切れ味の良い説明が好きでした。

しかし、齢を重ねてきたからでしょうか。今は、私の頭髪と同じように黒白が混じった状況を心温まる形で説明するのが好きになりました。

みなさまはいかがでしょうか。

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