2009年12月 7日

新人フォロー研修(ホウレンソウ強化)の実施方法

執筆者: WEBインソース編集部

ホウレンソウのスキル習得のためのトレーニングを社内で簡単にできるように、2?3時間を想定したカリキュラムをご紹介いたします。もっと研修時間を取ることができる場合は、このカリキュラムに加えて、ビジネスマナー研修やタイムマネジメント研修などと組み合わせて1 日の新人フォロー研修としても結構です。

<対象階層>
新人、若手
<所要時間>
3時間程度
<人数>
20名程度(4名1チーム)
<準備物>
ホワイトボード
シート1:「ホウ・レン・ソウ洗い出しシート」
シート2:「ホウ・レン・ソウが必要な理由を考えるシート」

研修の具体的な進め方

4 名を1チームとし、個人ワークで手を動かし、その後、作成した資料を基にグループワークで一緒に考えながら進めていきます。参加したメンバーには、今まで 気づかなかったことが分かり、また、上手ではなかったホウレンソウができるようになるので、スキル向上を通じて意欲が向上する達成感のある研修です。
また、職場の先輩・上司とも連携することで高い実効性が期待できる研修です。

ステップ1:近況を語る(30分、グループワーク)

まず研修のスタートとして、グループ内で自ら、「今どんな仕事をしているか?」「最もほめられたのはどんな事か?」等をお互いに発表し合います。

ステップ2:ホウレンソウについて解説(30分、講義)

「ホウレンソウが上手に出来ない原因」や、「ホウレンソウの組織にとっての意義」、「やりがいのある仕事がしたいならホウレンソウをすべき」など、ホウレンソウのメリット等について講義してください。

ステップ3:ホウレンソウすべきことの洗い出し(合計60分)

(1)シート1にホウレンソウすべきことを記入してもらう(15分、個人ワーク)
シート1:「ホウレンソウ洗い出しシート」を活用し、受講者にホウレンソウすべきことを洗い出してもらいます。できるだけ多く洗い出すのがポイントです。講師からは、「どんな小さいことや細かいことでも良いので、懸命に考えてください」と指示してください。

(2)シート1に記入した事項をグループで共有(20分、グループワーク)
シー ト1を時間いっぱい考えた後に、グループワークで、シート2:「ホウレンソウが必要な内容を深く考えるシート」を使って、「何を」だけでなく「なぜ」ホウ レンソウが必要なのかを考えてもらい、併せて発表させます。そこで自分で気づかなかった点、モレを補記し、各自の洗い出しシート(シート1)に追加してい きます。

(3)気づいた事をグループ毎に発表(25分、グループワーク)
グループ内発表後、どんな事をホウレンソウすべきかについ て、気づいたことをグループで明確にします。具体的には3?5件に意見を集約していきます。そして、チーム単位で発表します。その後、講師からフィード バックを行い、自組織における考え方の軸、ホウレンソウが必要な事象を明確にしていきます。

ステップ4:ホウレンソウの技術強化(合計60分)

(1)報告・連絡演習(55分、グループワーク)
洗い出した事項のうちから報告・連絡事項を2?3選び、1分程度で簡潔明瞭に行う演習を行います。講師が例を示した後、グループ内で順番に報告・連絡演習を実施し、スキルを磨いていきます。

(2)ホウレンソウのタイミング解説(5分、講義)
ホウレンソウのタイミング待つものではなく、作るものであることを伝えます。小さな仕事を引き受ける姿勢が自分のために時間を割いてくれるかどうかの鍵を握っていることを併せて伝えます。

ステップ5:職場での研修フォロー

研 修で使用したワークシートは回収して先輩・上司へ送付します。後日、職場で先輩・上司と話し合っていただきます。たいてい、先輩・上司はホウレンソウすべ きことのモレの多さに気付き、「そんなことも教えないとわからないのか」と落胆します。しかし、意識のズレが理解できれば、指導はより進みます。このタイ ミングで、ホウレンソウの内容を先輩・上司とすり合わせてもらうよう依頼してください。

 

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