「⊿」の世界~デルタか三角形かそれが問題だ
もっとも、私が興味を持ったのは、彼女らが昨年2009年の7月にリリースしたサード・アルバムのタイトルです。
なんと、「⊿」というタイトルです。
リリース前にタイトルが発表されたものの、その読み方まで公表されなかったので、ファンの間でその読み方についてさまざまな憶測が飛び交ったそうです。
音楽のタイトルからすると“デルタ”が自然ではないかという意見がありました。
しかし、よく見ますと「⊿」は、「Δ」(デルタ)とは微妙に違います。
普通の「△」(三角形)とは区別する意味で「⊿」は“直角三角形”と読むのだという意見です。
結局、「⊿」は、デルタか(直角)三角形かが対立した図式といってよいでしょう。
いや、そんなのは面白くないということで、形から“サンドウィッチ”を連想するとか、他にも思わず笑ってしまいそうなものも数多く予想されました。
正解は、というと、ずばり“トライアングル”です。三角形に落ち着き、デルタ派敗北です。
いかがでしょうか?
異論があるかもしれませんが、作品の名前をつける自由はPerfumeにあります。
私にとっては、「⊿」というΔ(デルタ)と△(三角)との間の死角をついたところが面白かったなと思いました。
Δ(デルタ)の世界~デルタに強くなって大学入試センター試験に挑もう!
Δ(デルタ)はギリシア文字の大文字です。
確かに、ギリシア文字など知らない人から見れば、三角形に似ています。
小文字のδに比べとっつきやすい感じがします。
実際、ナイル川の河口の州(す)がΔに似ていることからデルタと呼ぶようになりました。
日本語でも河口の州のことを三角州とよんでいます。
洋の東西にかかわらず、図形は共通の用語になりやすいのでしょう。
もっとも、三角州といっても、河川によって運搬される砂や泥の量と波や沿岸流の強さによって、様々な形状になります。
土砂量は多いが水量が少なく、比較的海の波も静かな河川の場合は、外形が円弧状の三角州になります。さきほどのナイル川河口が代表例です。
これに対して、強い波や潮流の影響で運ばれた土砂が海岸に沿って堆積してできる三角州は、河口付近が尖がっていて両側が弓形にへこんでいます。代表例は、イタリアのテレベ川河口です。
さらに、川の水量や土砂量が多く海が比較的静かなところでは、川の流れに沿って鳥のあしのように枝分かれした三角州になります。代表例は、ミシシッピ川河口です。
薀蓄はこのくらいにして、実益があるかといえば、あるといえばあります。
③のC川は、具体的にはガンジス川で、その河口付近には、三角州がありますから③ではありません。②はウラル山脈で古そうなので活発に隆起運動していないし、④はタスマニアデビルがいるところで、火山活動が盛んなはずはない。ということで、消去法で、ギアナ高原の①が正解になります。まだ、あります。第4問の問2の③の文章は、バンコクが三角州であるかを聞いています。
とにかく、三角州周辺の知識に自信がつきますと、5%程度は得点源になります。
ちなみに、話題の世界最大の航空会社デルタ航空は、ミシシッピデルタにちなんだ社名です。
△(三角形)の世界~横向き・逆向きでも威力を発揮
⊿、△と続いてきたところで、△(三角形)を話題にします。
△(三角形)を形どった記号では、結構お世話になっているものがあります。
○△×といった使い方が典型的ですが、横向きや逆向きのものまで威力を発揮する点が三角形の特徴です。
例えば、次のものはいかがでしょうか?
▷ ▷▷ ◁◁
一番左の記号は、音楽や映像の再生機器では「再生」を示すボタンとして使用されています。
これを横方向に2つ並べた場合は「早送り」を示すボタンとして使用されています。真ん中の記号です。
さらに、一番右の記号は、「巻き戻し」を示すボタンとして使用されています。
そういえば、▽という記号もありました。
これは、ボリュームやチャンネルなどを1下降する場合に使用されています。
図解思考研修のおすすめ~ピラミッドが登場
このように、図形や図解でもって自分の伝えたいことをわかりやすく伝えることはビジネス社会では日常的です。文字や表よりも図がものを言うケースがあります。
例えば、リスクの洗い出しに使うハインリッヒの法則(1:29:300の法則)がそうです。労働災害の事例を統計分析した結果、1つの重大な事故の裏には29の軽微な事故があり、さらにその裏には300の事故寸前の「ヒヤリとしたり、ハッとしたりする危険な状態」があるというものですが、三角形(ピラミッド)の図で説明すれば説得力を持ちます。
まだまだ、お話したいことはやまほどありますが、それは、インソースの図解思考研修でのお楽しみとして、とっておきましょう。
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