2010年4月 5日

「仕事をする上での重要な判断基準を知る」研修

執筆者: WEBインソース編集部

他者視点を教えるには、“「ゆとり世代」の新人の5つの特徴と求められる育成方法”に書いたとおり、さまざまな場面を通して教えていく必要があります。
ただ、そんな場面に遭遇する前に、上司や先輩など年長者に話を聞き、準備をすることができます。
今回は、ゆとり世代新人が年長者と話す機会を作り、「仕事をする上での判断基準を早くたくさん知る」ことのできる研修をご紹介します。

■名称:「仕事をする上での重要な判断基準を知る」研修
■対象者:新人
■成果物:仕事を進める上で大切な判断のポイントインタビューシート

事前準備

この研修では事前準備として、仕事を進める上で大切にしていることや、いつも心がけている判断軸について、新人に上司や先輩など5名にそれぞれ最低30分程度でインタビューをさせます。
その上でヒアリング内容を「仕事を進める上で大切な判断のポイントインタビューシート」にまとめさせます。

準備ステップ1:上司・先輩へのインタビュー(150分)

インタビュー相手は、育成担当者が指名します。
部長や課長、係長など役職が異なる人や、職場は同じでも異なった職務の人からを選びます。
インタビューの際は、話を聞く練習を兼ねて、相手が気持ちよく話せるように、笑顔でうなずいたり、あいづちを打ったり、メモをとりながら聞くことにも留意させます。
また、年長者の貴重な時間をいただいているという意識を持ってインタビューに臨ませます。
これは、年長者と会話する機会とする共に、さまざまな人の考えに触れる事で仕事に対する多様な見方を獲得する事を意図しています。

準備ステップ2:インタビューシートの作成(60分)

インタビューが終わったら、インタビューシートにその結果を記させます。
まず、インタビューした人の名前を記入し、仕事を進める上で重要な判断基準について聞いた内容をシートの?の欄に書かせます。
また、?の欄には、新人自身が感じた事や、今後積極的に取り入れたいことを書いてもらいます。
次に、インタビュー全体を踏まえて、?共通点・重視すべき点、?新たな発見、も記入させます。

新人を集めた集合研修

ステップ1:ヒアリング内容共有(15分)

集合研修では、ヒアリング成果をグループで共有したり、議論する場を設けます。
まず、各新人がまとめた内容を発表し、共有するした後、グループ内で、?特によいと思った意見を3つとその理由、?上司・先輩の意見で共通していたこと、?今までは気づかなかったことについて考えていただきます。

ステップ2:全体発表(10?30分)

グループ毎にまとめた内容を発表して、全体で共有します。
この2つのステップを通じて、ヒアリングした内容がより明確に理解でき、仕事に対する「判断軸の軸」を意識できる様になります。

ステップ3:上司報告書の作成(15分)

職場に戻り、直属の上司に対して、今回の研修内容について報告すべきレポートを研修終了の前に書かせます。
ここでは、?最も重要だと思った仕事を進める上での判断軸とその理由、?今後どのようにそれを仕事に活かしていきたいか、ということを書かせます。

今回の研修は、年長者をより深く知り、判断の軸に触れることで、成長したいと感じさせるものです。
その意味で、ゆとり世代の新人を育てるスタートに相応しいものだと考えます。
是非、お試しいただければと思います。
また、育成計画の作成については、新人に学ばせたいスキルを洗い出し、育成期間や教育方法(集合研修かOJTなど)を決める“「現場にマッチした育成計画、育成計画書の作り方」”を併せてご参考にしていただければと思います。

■関連記事:「ゆとり世代」の新人の5つの特徴と求められる育成方法
■関連研修:OJT研修

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