2010年4月20日

中堅層の底力をアップし、強固な組織を作る研修計画のコツ

執筆者: WEBインソース編集部

中堅層の能力をランクアップさせる中堅研修を計画するには

中堅社員・職員は組織の中で一番人数が多く、組織の中核を担っています。
それにもかかわらず、この中堅層をどのように育成していくかの検討があまりなされていない組織も多いように見受けられます。
当社で受けるご相談も、中堅層に向けた研修については、新人・管理職のそれと比べるとぐっと少なくなります。

「中堅層にとっては、ビジネスの現場で経験を積むことが一番の経験だ」
「管理職になるときに改めて、全員参加型の研修をやればよい。それまでは手挙げ制の研修で受けたい人だけが受講すればよい」
「何より、中堅層は忙しい。研修なんてうっとおしく思われるだけだ」

入社して3?4年目頃といえば、確かに業務内容も、それに伴う責任も増える時期です。
しかし同時に周囲が良く見え、業務の守備範囲も広がることで仕事に対するスタンスが変化する時期でもあります。つまり、この時期は「自分をもう1ランク上げる」ちょうどよい頃なのだといえるでしょう。

中堅社員研修?組織の中の役割を改めて考える編(1日間)
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「自分を1ランク上げる」ことに必要な要素に、的確に焦点が絞られた研修をうつことで、組織全体の底力がぐっとアップすることでしょう。

では、具体的に中堅層にはどういった研修を計画すればよいのでしょうか。インソースでは、次のポイントを重視しています。

1.中堅層に特に効果的な能力を絞り込む

何が一番効果的なのかを知るには、その組織の評価制度を見ます。
その組織が、一体どのようなことを中堅層に求めているのか、それに応じた研修プログラムの立案をします。

インソースでも、人材能力評価のコンサルティングを手がけさせて頂いておりますが、例えば、「仕事への意識・意欲」「職務遂行能力」「目標達成能力」「業務満足度・希望」といった要素から「中堅層の役割認識」「リスクマネジメント」「企画書作成」「業務改善」「キャリア形成」などそれらの要素にふさわしい内容をご提案しております。

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2.できるだけグループワークを増やす

中堅層になると、仕事における判断能力もかなり備わってきます。とはいえ、「何でも判断がつく」管理職層に比べると、まだまだご自身の判断の確かさに不安を抱く方も多いでしょう。
そういった時、自分の意見を他者と共有できるグループワークは、非常に良い機会になります。

「あ、他の人も同じことを考えるんだ」
「こんなアイデアは思いつかなかった。勉強になる」
このような気づきを得ることができます。

またグループワークは、研修で学んでいただく知識・ノウハウを実践する場でもありますので、研修内容の定着の面でも非常に効果があります。

中堅社員研修?3年目社員として仕事の質を高める編(2日間)

3.後輩・部下指導能力やリーダーシップ力強化をはかる

3?4年目ともなれば、職場リーダーとしての役割も増えてきます。
部下・後輩の指導はもちろん、「将来の組織のリーダーである」という自覚を持っていただくことも重要です。
そこで、「後輩・部下の適切な指導、目標管理」「リーダーにしかできない仕事をするための、生産的な時間の作り方」「人事評価の心構え」など、部下・後輩の指導力と、リーダーシップを強化する研修を採用することで、「今自分がやっている仕事」と「将来自分が担うべき役割」がリンクし、現在の業務の成果にも良い影響を与えると考えられます。

中堅社員研修?後輩とのコミュニケーション能力向上編(1日間)
中堅社員研修?リーダーシップ強化編(2日間)

4.目標管理能力を醸成する

与えられた目標を達成するためにやみくもに働くのは、新人の頃だけです。中堅層になれば、組織全体の目標を充分に理解した上で、それに沿った目標達成をすることを考えなければなりません。
組織目標を自部署、そして個人の目標にブレイクダウンすることの重要性、その方法を学ぶ必要があります。
また、将来リーダーとして部下に目標設定をさせることを想定した研修内容にすることで、仕事に対する動機付け、「自主性」「自発性」の意識を植えつけることができます。

ロジックをもって研修を計画する

以上のような視点から研修を計画することで、受講者が「受けて良かった」と思える内容にすることができます。

「この研修をやってほしいという要望が多いから」
「これまで中堅層にはこの研修をするのが当たり前だったから」

という既存の概念から離れ、「組織として中堅層に今後どうなってほしいのか」をしっかり認識した研修の立案をすることが重要といえるのです。

中堅層への研修計画にお悩みをお持ちのご担当者様はぜひインソースにご相談下さい。お待ちしております!!

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