2010年9月 3日

予算策定の4つのポイント

執筆者: インソース取締役 大島浩之

予算の策定といっても、難しく考えるに及びません。半年ないし1年の目標設
定のうち、売上や経費などに関するものにすぎません。もっとも、会社・組織
によって、予算のルールや手順の違いがあるので、まずは、自社ないし自組織
の予算策定手順を押さえることは不可欠です。

第1のポイント?前提となる事業計画や政策・施策が具体的か

そのうえで、まず、予算の前提となる事業計画や政策ないし施策の計画が具体
化されていることが重要です。新しい予算を認めてもらうには不可欠といって
よいでしょう。
また、ゼロベースで予算査定される会社では、既存予算の取扱いも安穏しては
いられません。計画と比較して実績がどうだったかを客観的に評価したうえ、
改善点があれば指摘し、来期も予算が必要な旨の説明が必要です。

要は、予算策定もPDCAの一環としてまわしていくのがコツです。具体的に
1週間、または1ヶ月ごとに予算の消化率をマネジメントすべきでしょう。
「予算策定の次は、1年後に総括」とか「今期の予算を無理やり消化」という
類は、よく聞きます。こんな点は当たり前すぎますが、意外に実行できていな
いのではないでしょうか?

第2のポイント?必要性と妥当性のチェック

次に、予算の数値の必要性と妥当性を明確にすることが求められます。具体的
には、目標設定の評価に使われる“SMART”でチェックするとよいでしょ
う。Specific?到達手順が明確か、Measurable?客観的に測定可能か、
Achievable?達成可能か、Relevant?施策に関連して適切か、Timing?期限が
決まっているか。こんなところです。

第3のポイント?予算策定は稟議の一種

3点目に、予算策定は、稟議書の一種です。半年ないし1年の売上計画や経費
予算申請などですが、稟議ですから、決裁を通すためにどうしたらよいかがポ
イントになるわけです。キーマンへの根回し・関係部署への調整なども必要に
なってくるでしょう。

第4のポイント?熱意が重要

第3のポイントと関連して、熱意が伝わるかも非常に重要です。熱意がなけれ
ば、そもそも、部署内の割当予算でさえ認めてもらえません。「とりあえず予
算を申請していこう」では、最終的には予算査定者への説得力が弱くなります。

予算査定する者も人の子です。私の経験からして、熱意にほだされて、認めて
くれることもあります。「やりたい」というのは仕事の原点かもしれません。
熱意が通じるためには、見積りは複数からとったうえで、価格交渉がされてい
ることは当たり前です。売上を上げるのは市場環境などの影響が多く見積もり
にくいのに比べ、コスト削減のほうはまだ容易です。

以上、研修の予算獲得も全く同じです。
インソースへの見積り依頼は大歓迎です。

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