全9回にわたってご紹介してきました「研修内製化のお悩み相談」、今回がいよいよ最終回となります。今回は、これまでご紹介してきた研修内製化のための知識や準備すべきことを踏まえた、実際の研修計画の立て方についてご説明したいと思います。
「スキルマップ」を基に「研修計画」を作成
まずやらなくてはならないことは、どのような手法で」スキルを身につけていくかを考えていく作業になります。
内製化の準備を進めていくなかで作成したスキルマップをもとに、必要なスキルをどんな手法で身に付けさせるかを考えていきます。スキルを身につけるための手法は、大きく以下の4つに分類されます。
1.人事・研修部門主催の集合研修
2.現場で実施するOJT
3.ミニ集合研修
4.社員自ら学ぶ通信教育、eラーニング
内製化を進めるためにも、ミニ集合研修の比率を高めていくことを目指しましょう。ただし、激変よりは、順次移行が望ましいでしょう。
教育コスト削減も意識
研修計画をたてるうえでは、スキル習得手法以外にも、上限のある教育コストも考慮に入れなければなりません。研修にかかるコストは以下のような内訳となります。
研修コスト
=受講者の人件費
+受講者の交通費
+講師の人件費(人件費、外部委託費)
+テキスト製作費(人件費、外部委託費)
+研修管理費(人件費)
+会場費 etc
教育には多大なコストがかかるので、どんな方法で身に付けてもらうかは工夫が必要です。
OJT中心は現場が苦労する
教育にかかるコストは、研修費用だけではありません。人員コストの面でいうと、特にOJTを中心にした研修計画にした場合、現場の苦労(=コスト)は大きくなってしまいます。人員コストを削減したい場合は、集合研修の割合を増やすのが得策といえるでしょう。ただし、人事研修部門の負担増や外注費増が難点です。こういった場合、部門内の勉強会(ミニ集合研修)で現場での集合教育を強化するのが現実的でしょう。
以上の点に注意して、実際に研修計画をたててみましょう。皆様の研修内製化に対するお悩みの解決に少しでもお役に立てていれば幸いです。
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