2011年3月 7日

部下のやる気と能力を最大限に引き出す◇コーチング

執筆者: WEBインソース編集部

コーチングとは

コーチングは単なる指示・命令のスキルではありません。部下や後輩の目標を部下・後輩「自ら」が達成するための手段を引き出す支援をすることがコーチングのねらいです。部下・後輩と一緒になって目標を設定し、どうやったら目標が達成できるのかを考えてあげる。そして達成へのステップを見守り、要所要所に応じて助言を与える。ざっくりというとこんな意味あいです。決して部下・後輩に媚びるわけではありませんが、従来の上意下達的なリーダーシップのとり方とは大きく異なります。
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コーチングとティーチングの違いと使い分け

コーチングとの対比で「ティーチング」という言葉もよくきかれます。これは、学校教育のように、教える側が相手に一方的に物事を教え込むことを指します。一般的に、コーチングは知識的・技術的なレベルが平均レベル以上であるような場合には効果的です。しかし、基本的なビジネスマナーや業務知識を知らない、あるいはそのレベルがまだまだ低い、という場合には、まずは最低限の情報や知識を一方的に教え込むティーチングもまた有効なのです。ですから部下・後輩指導には、集合研修とコーチングを活用した実務レベルでの指導を組み合わせることで、より効果が得られるといえます。

 

目標設定の助けになる「GROWモデル」を理解する

さて先程、「コーチングとは、部下・後輩と一緒に目標設定をすること」だとお伝えしました。その際には、コーチングの成長支援手法である「GROWモデル」の5つのステップを踏みながら、相手の目標設定のサポートをすることが重要です。

 

1.目標を明確にする(GOAL)
相手のレベルに合わせて、設定する目標のレベルを提示します。新人には「確実に達成できるレベルの目標」を、非常によくできる部下には「かなり高めの目標」を示すなど、相手のスキルに見合った目標を見せてあげます。

 

2.現状を把握する(REALTY)
部下・後輩が、自分の置かれている立場や状況をどのように認識しているかを質問によって引き出します。

 

3.資源(能力、できること)を見つける(RESOURCE)
部下・後輩の潜在能力をアドバイスを通じて発見させます。「自分にこんな能力があったんだ」と気づかせ、目標達成への意欲や自信を高めます。

 

4.選択肢を作ってあげる(OPTION)
部下・後輩とともに、目標達成のための多くの手段を考えてあげます。自分ひとりでは思いつかない多様な視点を与え、ベストな選択ができるようにします。

 

5.気持ち・意思を確認して計画を立てる(WILL)
目標達成までのステップを順に考えながら、その実行計画を立てさせます。自主的にやることを決定し、実際に行動するように仕向けます。

 

「ほめる、しかる」を極める

「ほめて伸ばす」ことの重要性はよく知られています。しかしその際に使う「ほめ言葉」は、どうしてもワンパターンになりがちです。そこで、あらかじめ部下・後輩の長所を見つけて書き出しておきます。また、思いつく限りのほめ言葉を書き出し、指導担当者同士で見せ合いをしてみましょう。自分のほめ言葉を増やすことができ、ほめることに自信がつきます。結果的に部下・後輩にも(よくほめられるので)自信がつきます。

また、「叱る」時も怒りに任せて叱るのではなく、手順に沿って部下・後輩がしっかりと育つように叱ります。「なぜ、叱られているのか」や「自分のためを思って叱ってくれている」ということがわかれば、相手にも受け入れてもらいやすくなります。結果的に部下・後輩の欠点やミスが改善されることになります。

 

普段の業務・生活の中でコーチングスキルをさらに磨く

以上のほかにも、コーチングにはおさえておくべきスキルがたくさんあります。インソースのコーチング研修では、数多くの演習を盛り込みながら、それらをわかりやすくご説明いたしますので、研修中にかなりスキルを身につけることが可能です。

 

また、コーチングは色々なところで活用することができます。普段の業務やプライベート、さらにはお子様の教育にまでコーチングのスキルが役立ちます。つまり、今コーチングを学び、普段の生活でトレーニングを積めば、4月から迎える新人や部下、後輩に自信をもってコーチングスキルを活用することができるというわけです

 

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