2011年7月19日

女性の部下を活かすポイント?「ほめる」「認める」「気にかける」

執筆者: WEBインソース編集部

女性の部下との良好な関係を築く

異性とともに仕事をすることの難しさは、洋の東西を問わずまたいつの時代も言われていることです。もちろん、この永遠のテーマについて「これぞ」という処方箋はありません。とはいえ、工夫と努力を重ねることで、少しでも異性とスムーズに仕事ができるようになることはあります。そこで、私の考えるポイントを少し紹介いたします。


「ほめる」「認める」「気にかける」

基本は、「ほめる」「認める」「気にかける」ことです。しかし、この基本がわかっていても実践して相手の気持ちに響かなければ、意味のないことです。むしろ逆効果ということもあります。

例えば、「まあまあだね」という言葉があります。私は高等学校の教員時代に、女子バスケット部の顧問をしておりました。そのときに、部員たちに伝えた大賛辞の言葉がこの言葉です。部員たちは、「まあまあだね」と言われると驚きとともに、ちょっとうれしげにしていました。なぜなら、めったに使われる賛辞の言葉ではなかったからです。仮に「よくやった」などと私が言うと、部員たちは『何か裏があるに違いない』と思っていました。(実際にこの後には厳しい言葉が続く、「まくら」のような言葉でした)

「まあまあだね」という言葉だけでは、たいした賛辞の言葉ではないと思うでしょう。つまり、同じ言葉や対応だったとしても自分と相手との関係によって、その捉え方は変わってくるということです。異性に対する「ほめる」「認める」「気にかける」について考えてみましょう。


1.「ほめる」?相手が嬉しい"頻度"がある
まず、「ほめる」頻度の問題です。常にほめ続けることがいいのか、普段はそうでもないのにポイントの時にほめるといいのか、あからさまに本人をほめずに第三者に認めている事実を告げるとよいのか、様々です。

2.「認める」?相手が嬉しい"認め方"を把握する
次に、相手がどのようなポイントにおいて自分を「認めて」もらったと感じるかを見極める必要があります。日ごろの行動へのちょっとした一言なのか、いいことを報告したときの態度なのか、失敗をうまく取り返したときなのか。人によって、「認められた」「承認された」と思うポイントが少しずつ異なってきますので、普段の会話や態度の中でどの部分に焦点をあてて「認めれば」いいかを判断します。

3.「気にかける」?"気にかけている"の表現の仕方がある
そして、「気にかけている」ということをどう表現するかです。これも「ほめる」「認める」と同様に、相手によって変わってきます。言葉ではっきり告げるのか、毎日メールをチェックして返信するのか、数日に1度声かけを行うのか。頻度と内容がひとによって変わります。


相手に興味を持って、よく知ることが大切

いずれにしても、「ほめる」「認める」「気にかける」をどのタイミングで、どれだけの頻度で、どのような言葉や方法で伝えるかが人によって違うということです。相手にとってそのことが心地よくなければ、逆に不快に感じてしまうこともあります。

相手に関心を持って日々見ていると、よりよく相手を理解することができます。常に興味を持ってみていることです。ただし、行き過ぎると相手に不快な思いを感じさせることになりますので、注意しましょう。良好な関係を築いて仕事をするためには、自分の先入観にとらわれることなく相手をよく理解して(理解しようと努力して)コミュニケーションをとっていくことです。
(癸生川)

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